はまな調息堂

はまな調息堂ウェブログ:日々の堂主

調息整体指導室/はまな調息堂の堂主が、
からだを整えるということや日々の活動について
考えたことを綴ります

各講座、個人指導の担当・水野靖

月末コース

  • 5月24日(土)
    14:00〜15:00 自働運動・愉気法の会
    15:00〜19:30 個人指導
  • 5月25日(日)
    14:00〜15:30 CS体育(CSヨガ)
    15:30〜17:00 個人指導
    17:00〜19:00 調息整体法講座
  • 5月26日(月)
    12:30〜16:30 個人指導

定例コース

  • 調息法ゼミ(火)13・20日 19:30〜21:00
  • 第二日曜日 今月はお休み

個人指導(操法)

  • 土曜日3・10・17・31日 14:00〜17:00

料金

  • 講座:
    個人指導・5000円
    CS体育・2500円
    調息整体法講座・3500円
    調息ゼミ・1回 2500円、チケット8回 15000円(体験受講は1000円)
    自働運動と愉気法の会・ 1000円
    ※調息ゼミの体験受講以外、入会金と年会費が別途必要になります。
  • 新入会員の方は初年度が入会金+年会費・5000円、次年度から3000円
    家族会員の方は入会金・3000円、年会費が一人につき1000円

お問い合わせ

  • 06-6845-6250(夜10時まで受付)
    当日受付・携帯090-4767-2905
  • はまな調息堂06-6628-7714

会場

大阪市営地下鉄谷町線中崎町駅、2号出口より北に徒歩2分、パラディテレステ3F

地図

各講座の内容のご紹介
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阿倍野区のから歩いて10分程、JRの線路を越えた先にあるclimbing gym TOBITO

細マッチョな爽やかイケメンのオーナー、ゴウさんと元気なスタッフさん、そしてお客なんだかスタッフなんだかがもはや分からない愉快な仲間たちなクライマーが集うフリークライミングの中でも3メートル程の壁や岩を登る「ボルダリング」のジム。

ゴウさんの人柄からかスタッフさんだけでなく常連さんも初心者の人達に大変やさしい人達ばかりでお陰で会員みんなの仲も良く、登らないのに顔だけ出しに来る人とか入り口に置いてある駄菓子もあいまって、近所の集会所みたいなほっこり空間になってます。

クライミングの楽しいところは達成感!!難しい課題をクリアーしゴールに手をかけた時の爽快感は他の競技ではまず味わえません。それにクライミングじたいがそのまま筋トレになるので、序々にですが楽しみながら引き締まった体になることができます。

ぼくもTOBITOには2年ほど毎日のように通っていました。
現在は諸般の事情により泣く泣くお休みしてますが、ここに出会わなければ開業にも踏み出せず今の自分もなかった。それぐらいゴウさんやここで出会った先輩や仲間の皆さんにはお世話になりっぱなしで、ぼくの人生を変えてくれた大切な場所です。

そしてTOBITOにはもう一つ長居に姉妹店があります。
ここの常連でそのままスタッフになった見た目と違って??やさしいイノさんが店長をしている


TOBITOと同じくアットホームな楽しいジムです。

ちなみにClappleのサイトは調息堂のサイトと同じデザイナーさんが製作してるんですよ。
オシャレでしょ~♪

松崎町の郵便局のほど近く、ちょっと小道の奥にある髪工房Ran
明るくてやさしいすてきな笑顔のオーナーさんが一人で営んでいます。

残念ながら女性専用なので客としてではありませんが(えっ??それだけが理由じゃないって??)開業してすぐの頃に何回か出張マッサージで訪問させていただきました。

美容院てぼくにはほとんど馴染みが無くかなり緊張してドアを開けたものの、店内はオーナーさんのような柔らかなやさしい雰囲気に包まれていて施術をしに来たのに自分が癒されることに。
開業して気負って緊張していたのでしょうね。

あびこ筋にも近いのでそこそこうるさいはずなのに、童話に出てくる森の小人の隠れ家に来たような??心が温かくなる美容院です。

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大阪は阿倍野も桜が散り初夏の薫風が吹き始めた4月の最終土曜日の26日、「あすとの会」の竹村さんに嬉しいお誘いをいただいて、また介護の勉強会に参加させたいただきました。

テーマは

「認知症ケアの実際」

認知症対応型のグループホームやデイサービスで働いていらっしゃる現場の方からお話を聞くというものでした。

認知症患者さんへの対応について、ぼくに関して言えば一人に対しての施術時間が20分という短時間の制約がつく中、パターンや法則など定まったものなどなくその人の人柄にその日の身体状況、精神状態を加味して瞬時に判断し臨機応変にやっています。

そもそもこういった対応というものは同じ患者さんでも術者自身の性格などによっても変わるため理論として誰かに伝えようにも伝えようがなく、新人教育をする時にも同行した際に感覚で掴んでもらうしかないのです。
要は「経験と勘」

今回、認知症に関して専門の知識とノウハウを持っておられる方たちからお話を聞くことが出来て、そうやって自分がやってきたこと掴んだことの何が正解で何が間違いか改めて見直すことができました。

終わってみて思うことはどんなに理論を詰め込んでも人が人と対峙する以上、最終的には

               「心と心」

やっぱりこれしかないんだなと・・・

竹村さん、講師の皆さん、ありがとうございました。

手ヲモッテセズ、足ヲモッテセズ

調息整体法創始者、岡島瑞徳が最後に師事した振武舘黒田道場の黒田鉄山先生の御著書で紹介されている言葉で、ある武術の伝書に書かれているものだそうです。
意味は

「手を使うな!!、足を使うな!!」

しかしそれはどうやってするの???
さて、どうするのでしょう???

そこらへんが古のお侍さんが命をかけて修得しようとした技であり術であるのでしょう。

閑話休題

調息整体の初等講座ではまず初めにお腹を押さえる技術を訓練するのですが、そこでは呼吸に沿うこと、手を消すこと、など整体操法の技術に使われる体の動かし方の根本的な考え方を知ることができます。特に一番初めに教わる「お臍ののの字操法」では「手、足を使わずに押さえる」という整体を整体ならしめている技術の一端が学べるようになっています。

「仰向けに寝ている受け手の横に正座して、受け手のお臍の周囲の六点を腕を動かさないで吐く息に沿いながら腰を浮かして体の移動で押さえる。」

という技術で、見た目は最初に習う技術でもあり簡単に見えます。
しかし岡島の師匠である野口晴哉師はこの技術を、

「この操法は*足が浮いているから*、いくらやっても足が疲れることがない」

と仰っていたそうで、本来は「足に体重をかけずに腰を浮かす」ことが必要とされる技術なのだそうです。

しかし、「足に体重をかけずに腰を浮かす」ってどうやったらできるものなのでしょうか??
野口系の指導者の中でこの問いに答えられる方はおそらく現時点ではおられないと思います。類似した技術じたいは世界のどこかにあると思いますが。

最初に習う基礎中の基礎の技術が実はとんでもなく難しい!!!

野口系整体にはこういった技術が多数出てきますし、そしてまだまだどうやったらそれができるのか解明されていない技術が他にも大量にあります。
この整体を修行する上でこういった技術の謎を解き明かし再現する。いつかそのレベルまでたどり着きたい。堂主人の目指すところです。