はまな調息堂

はまな調息堂ウェブログ:日々の堂主

調息整体指導室/はまな調息堂の堂主が、
からだを整えるということや日々の活動について
考えたことを綴ります

大阪は阿倍野も桜が散り初夏の薫風が吹き始めた4月の最終土曜日の26日、「あすとの会」の竹村さんに嬉しいお誘いをいただいて、また介護の勉強会に参加させたいただきました。

テーマは

「認知症ケアの実際」

認知症対応型のグループホームやデイサービスで働いていらっしゃる現場の方からお話を聞くというものでした。

認知症患者さんへの対応について、ぼくに関して言えば一人に対しての施術時間が20分という短時間の制約がつく中、パターンや法則など定まったものなどなくその人の人柄にその日の身体状況、精神状態を加味して瞬時に判断し臨機応変にやっています。

そもそもこういった対応というものは同じ患者さんでも術者自身の性格などによっても変わるため理論として誰かに伝えようにも伝えようがなく、新人教育をする時にも同行した際に感覚で掴んでもらうしかないのです。
要は「経験と勘」

今回、認知症に関して専門の知識とノウハウを持っておられる方たちからお話を聞くことが出来て、そうやって自分がやってきたこと掴んだことの何が正解で何が間違いか改めて見直すことができました。

終わってみて思うことはどんなに理論を詰め込んでも人が人と対峙する以上、最終的には

               「心と心」

やっぱりこれしかないんだなと・・・

竹村さん、講師の皆さん、ありがとうございました。