はまな調息堂

はまな調息堂ウェブログ:日々の堂主

調息整体指導室/はまな調息堂の堂主が、
からだを整えるということや日々の活動について
考えたことを綴ります

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師走という割には大阪市は阿倍野区松崎町界隈は暖かな毎日が続くので年の瀬という感じがしない。御陰で、年賀状・・・、掃除・・・、確定申告・・・、毎年、年末年始に格闘することになる用事が捗らないで困っている。

さて自分に貯まった「歪んだエネルギー=邪気の浄化」の方法だけど、その方法は各流各派に様々なものがある。

ぼくはこういう仕事に就きはじめた頃から学校の恩師や職場の先輩方、もちろん岡島先生、そして書籍などからいくつか教わってきた。
その中で自分が行ってみて有効だと感じたものを紹介してみる。

まず、出先でできる簡便なものから

治療家の先輩方に教えてもらったもの
手を流水に当てて洗う
手を振る
・塗香を塗り込む
空間に対して(自分に行う場合は、頭上や肩など邪気が有りそうな気になるところに向けて行う。)
・中指、あるいは人差し指を親指で押さえピッとはじく(=デコピン)。
・指を鳴らす。
・剣印を結び「オンアビラウンケンソワカ」と唱えつつ邪気を円で囲み、その円をエイッと気合をかけ突く。これを3回繰り返す。

古神道(伯家神道だったと思う)
・邪気を出す息吹き
1:腰幅に足を広げ女性は右足、男性は左足を半歩前に出して立つ。
2:両腕を少し広げて手の平を前に向ける。(肩関節外転30~45°、肘関節回内外0°に)
3:大きく鼻から息を吸う
4:口から勢いよく「フーツ」と息を吐く。
このとき気をを下腹(=丹田)に降ろして腹圧をかけ、体内の邪気を両手に集めそこから体外に押し出すようにイメージをする。

これらは簡便なだけに一時的に浄化するためのもので、強烈で深いところまで入り込んでくるようなものは浄化しきることは難しい。
そこで今度は、少し手間はかかるが深いところのものもある程度は浄化することができるものを紹介する。

ヒーラーのバイブルともいえるバーバラ・アン・ブレナン著「光の手」から

クンダリーニヨガ(ヨギ・パジャンのもの)
・湯船に500gの重曹500gの海水塩(粗塩)を入れて20分間浸かった(最初に何度か湯船に潜り頭頂部まで浸かる。)後、ミネラルウォーター(できれば清浄な泉の水)を飲む。

恩師、岡島瑞徳先生から教えていただいた方法

膝裏、肘の窪み、鎖骨の窪み、などの関節の皮膚の柔らかい部分を、
チクチクと摘まむ(軽く発赤する程度)
・ビールの王冠のようなギザギザしたもので擦る。(軽く発赤する程度)
水シャワーで流す。(+穴も洗う)

それと
滝行

この中で一番強力な邪気を浄化できるのは滝行だ。

古来から修行法として密教や修験道、神道に取り入れられてきたもので、神道では「禊行」の一つとして「身を削ぐ」つまり自身を浄化する行として行われている。
(この滝行、バリ島にバリ・ヒンドゥーの沐浴に滝を使う場所はあるようだが、積極的に「滝に打たれる」ことを行として行うのは日本独自ではないか??と考えているのだけど、どうなんだろう??)

やはり宗教的修行法として心身的にも霊的にも危険を伴う場合があり、勝手にお気軽、手軽に行えるものではない。
それぞれの宗派に作法があり研修を受ける必要がある。

ぼく自身は強い邪気を受けた直後は簡便なもので浄化し、仕事のない休日に調息整体の自己調整法である自働運動(野口整体で言う活元運動)と岡島先生式のクンダリー二ヨガを中心にいくつか組み合わせて浄化をするようにしている。